日産自動車とニスモは2月17日、2017年のモータースポーツ活動計画について発表したが、このなかでドライバー育成プログラムについても触れた。今季は高星明誠がスーパーGT300クラスに加え、全日本F3選手権にも参戦することになった。
高星は2013年から全日本F3に参戦。13年はF3-N、そして14年からはB-MAX Racing Team with NDDPで参戦し、2年連続でランキング3位に。2016年はヨーロッパに居を移しブランパンGTシリーズがメインの活動となっていたが、岡山、鈴鹿にスポット参戦。そして千代勝正の代役として参戦したもてぎ、岡山と戦い、8レースで3勝を収めていた。
2017年に向けて高星は、スーパーGT300クラスとともにふたたび全日本F3に挑むことになった。チームは同様にB-MAX Racing Team with NDDPだが、宮田雅史監督に加え、エグゼクティブアドバイザーとしてなんと本山哲が加わることになった。
本山は今シーズンもS Road CRAFTSPORTS GT-Rのドライバーとして活躍する予定だが、高星とは昨年のスーパーGT鈴鹿1000kmでもコンビを組んだ間柄。高星の悲願の全日本F3王座獲得に向け、強力な後ろ盾になりそうだ。