昨年までウイリアムズのレースチームの一員としてボッタス車担当のナンバー2メカニックを務めていた白幡勝広。しかし、F1開幕戦のウイリアムズのガレージに彼の姿は見当たらなかった。
そこで、今年ランス・ストロール車担当のメカニックに白幡メカニックのことを尋ねてみると、「カッツ(白幡メカの愛称)はもうメカニックじゃないんだ。でも、メルボルンに来ているよ」という。メカニックではなくなった白幡メカニックは、いったいどんな役割でメルボルンに来ているというのか?
「今年からカッツはパーツマンとして、ガレージの裏でさまざまなパーツの管理を行っているんだよ」
F1グランプリのピットは、2台のマシンが並んでいるガレージ部分以外にもガレージの隣や裏に多くのスペースがあり、そこにマシンのパーツやパワーユニット、ギヤボックス、タイヤなどが保管されている。
1 2