2017年F1オーストラリアGPの金曜、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはフリー走行1=14位/2=12位、ストフェル・バンドーンはフリー走行1=20位/2=17位だった。
チームは「有意義でトラブルが少ない一日」だったとこの日を振り返っている。フリー走行1回目はエアロデータ収集を集中的に行い、FP2ではセットアップバランスの作業に取り組み、その後、ロングランにおいてタイヤ比較を行った。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
冬季テストでは苦労しただけに、今日のフリープラクティスでは最小限の中断に抑えることができ、満足している。今日はたっぷりと走りこみ、2台で予定していたプログラムを完了することができた。確実に前進できたと思う。
今日はたくさんの新パーツの有効性を評価し、データを収集することが一番の目的で、その作業をFP1で行った。FP2ではマシンのセットアップに重要な調整を施し、一日の最後にはロングランを行った。
我々の位置について正確に予測するにはまだ早い。それでもあらゆることを考えると、満足のいく初日だったのは間違いない。
マクラーレン・テクノロジー・グループ エグゼクティブディレクター ザック・ブラウン
いい一日だった。信頼性が高かったと思う。スピードは望んでいるレベルではないが、それもよくなってきている。いくつかトラブルを抱えていたチームがあったので、今日の結果が明日の予選の位置を意味するものなのかどうかは分からない。これが実際の位置であることを期待している。12番手なら予想していたよりも少しいいからね。
とはいえまだ初日のフリープラクティスだ。エンジンのモードや燃料搭載量などは分からない。
バイブレーションはよくなってきた。ただ、まだ解決したと断言することはできない。決勝距離を走っていないのだから。それでも今日はある程度走ることができてよかった。テスト期間中、1日に走った周回数よりも多く走った。
ドライバーはこのマシンを気に入っている。フェルナンドとストフェルはマシンの感触がとてもいいし、見た目もいいと言っている。あとはグリッドを上げていけばいい。
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