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F1 ニュース

投稿日: 2017.03.26 09:00
更新日: 2017.03.26 04:54

ルノーF1、テストで発生したPUトラブルの対策として全ユーザーに旧型MGU-Kを搭載

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F1 | ルノーF1、テストで発生したPUトラブルの対策として全ユーザーに旧型MGU-Kを搭載

 ルノーF1チームは、オフシーズンテスト以来続いているパワーユニットの信頼性問題の対策として、オーストラリアGPではMGU-Kの設計を2016年仕様に戻している。

 チームは2017年シーズンに向けてパワーユニットの設計を一新しており、この変更には新たなエネルギー回帰システムも含まれている。しかしワークスチームだけでなく、パワーユニットの供給を受けているレッドブルやトロロッソといったカスタマーチームも、バルセロナではMGU-K関連の問題に悩まされていた。

 ルノーは原因がMGU-Kの絶縁に関するものだと認識しており、スペインで問題が発生することを予見していた。当初、チームはすでに解決策に取り組んでおり、シーズン開幕戦のメルボルンにはアップデートを導入できると語っていた。ところが修正は間に合わず、全チームが完走を果たせるよう、初戦を前にして設計を2016年仕様に戻したことを認めている。

 チームのエンジンテクニカルディレクターであるレミ・タファンは「2度目のテストからメルボルンのレースまでは10日間しかなかったため、こうする以外になかった」と話す。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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