フェルナンド・アロンソは今のマクラーレン・ホンダのパッケージは、性能的には10チーム中最下位であると語った。開幕戦オーストラリアGPでアロンソは10位を走っている際にマシンダメージのためリタイアを喫した。
予選で13位、決勝では長く10番手を走り、入賞目前だったアロンソだが、マシンの不調によりリタイアする結果に終わった。当初、アロンソはサスペンショントラブルだと思うと述べており、後にチームはボディワークのダメージが原因であると発表した。チームメイトのストフェル・バンドーンは最下位13位で完走している。
アロンソは、オーストラリアGPは自分にとって「キャリアのなかでベストといっていいレース」と述べているものの、パッケージの性能は全チームのなかで最下位だと言い切り、早急な改善をチームに求めた。
開幕戦でのマシンパフォーマンスについて聞かれたアロンソは「パフォーマンス的に、僕らは最下位だ。つまり10位ということだ」と答えたとSky Sportsが報じた。
「予選ラップはものすごくうまくいった。スタートでひとつポジションを上げ、(ロマン)グロージャンがリタイアしたことでまたひとつ上がった」
「(でも)通常のサーキットで通常のコンディションなら、僕らは最下位と最下位から2番目になるはずだ」
「かなり厳しく燃料セーブをしなければならず、それが大きく響いた。それでもあれほど上位のポジションを維持できたのは驚きだ。結局は完走できなかったけどね。早く競争力を向上させる必要がある」
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