2017年F1オーストラリアGP決勝で、フォース・インディアのセルジオ・ペレスは7位、エステバン・オコンは10位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=7位
この結果には心から満足している。今日はどう頑張っても、これ以上のことはできなかったと思う。7位は僕らに達成可能な最上位の成績であり、チームがひとつも判断を間違えなかった結果として、この順位を手にすることができた。戦略も正しかったし、タイヤをうまくマネジメントできたから、これだけのポイントを持ち帰れたんだ。
僕は何とかして(ダニール・)クビアトと(カルロス・)サインツの前に出る必要があり、コース上でのオーバーテイクはなかなか難しかったけど、どうにかタービュランスを抜け出してからは優位な立場で戦うことができた。
この新しいF1カーのドライビングはすごく楽しいよ。昨年までよりずっとハードにプッシュできて、自身の最速ラップもレースの終わり近くに出ている。このクルマにまだ改善の余地があって、もっとパフォーマンスを引き出せることは分かっている。でも、ひとまず良いかたちでシーズンのスタートを切れたのだから、今晩は幸せな気分に浸ってもいいだろうね。
エステバン・オコン 決勝=10位
メルボルンで僕の初選手権ポイントを獲得できたのは、かなり厳しい週末の最後に訪れた、すてきなご褒美だった。
決勝レースは、ほぼ最初から最後までフェルナンド(・アロンソ)との争いに費やした。オープニングラップでサイド・バイ・サイドになった後、彼はずっと僕の前を走り続け、僕は彼を追いかけて午後の大半を過ごしたんだ。ハードな戦いだったよ。フェルナンドは手強い相手だし、彼の背後に迫ったり、オーバーテイクを仕掛けたりするのはすごく難しかったからね。
最終的には、残りあと数周というところでチャンスが巡ってきて、それを逃さずターン1で前に出ることができた。あれが僕のレースのハイライトであり、ポイント獲得へのオーバーテイクにもなったんだ。
この結果には満足している。このチームでの最初のレースの週末に、僕は多くのことを学んだと思う。この1ポイントを皮切りに、今季はさらに多くの得点を重ねていきたい。