ニック・デ・フリースはF1を放出されたドライバーだが、2023年の夏に彼をアルファタウリのラインアップから外したレッドブルの決定が公平であるかどうかは、彼にとって“まったく重要ではない”ことだと述べている。
デ・フリースは2022年のイタリアGPにウイリアムズから代役として参戦し、目覚ましい走行を見せたことで、レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコから2023年に向けてアルファタウリのフルタイムのシートをオファーされた。FIA F2とフォーミュラEでチャンピオンになった経験のあるデ・フリースが、フルタイムのF1シート獲得にふさわしい資格を持っていることは明らかだった。また、彼はメルセデスF1の開発ドライバーとしてフリー走行を担当するなど、貴重な経験と走行距離を積んでいた。