FIAの会長を務めるモハメド・ビン・スライエムは息をつく暇もないようだ。3月4日、FIA会長がF1レースの結果の改ざんを企てたとの申し立てがあったが、翌日には、会長が昨年11月にラスベガスのストリートサーキットを認証しないようオフィシャルに命じたとして告発されたことが明らかになった。
FIAの内部告発者によると、ビン・スライエムは昨年のサウジアラビアGPで、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)に科された10秒ペナルティを取り消すよう介入したという。その結果、アロンソは表彰式後に失った3位の座を取り戻した。