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F1 ニュース

投稿日: 2017.04.05 07:24
更新日: 2017.04.05 07:26

マクラーレンF1、自社製エンジン開発の可能性を否定。「ホンダと共にいつかタイトルを」

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F1 | マクラーレンF1、自社製エンジン開発の可能性を否定。「ホンダと共にいつかタイトルを」

 マクラーレンは自身でF1エンジンを作ることは考えていないと、マクラーレン・テクノロジー・グループ エグゼクティブディレクターのザック・ブラウンが語った。マクラーレンはホンダF1のパワーユニットに不満を持ち、メルセデスに対して供給の可能性について打診したと言われている。

 2015年にマクラーレンとホンダのパートナーシップが再開したが、パフォーマンス向上が思うように進んでいない。2017年のプレシーズンテストではトラブルが相次ぎ、ホンダの信頼性とパワーに不満を持つマクラーレンが、今後大きな改善が見られないことを懸念して、かつてのパートナーであるメルセデスへのスイッチを検討、同社に打診したといわれている。

 一方で、マクラーレンがロードカー部門マクラーレン・オートモーティブの協力を得て自社製エンジンを製造するという選択肢も可能であるとの見方もある。しかしブラウンは現時点ではそれを検討してはいないと述べた。

「マクラーレン・オートモーティブはまた別のビジネスユニットだ。共通の株主がいて、彼らと非常に緊密に協力し合っているのは確かだが」とブラウンは語った。

「彼らのエンジンはマクラーレン製エンジンだ。しかしF1チームには別の経済優先事項があり、レースにおけるやり方があるので、そういう会話はかわしていない」

「今後10年のうちに何ができるかについては予想できないが、(現時点では)そういう話し合いはしていない」

「我々はエンジンビルダーではない。レーシングチームであり、カーコンストラクターなのだ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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