トラブルが発生しなければ入賞できていたとアロンソは考えている。また、スピンして順位を落として挽回中のバルテリ・ボッタスに簡単に抜かれなかったことも信じられないような出来事だったと振り返っている。
「(トラブルが起きていなければ、8位と9位でフィニッシュした)ケビン・マグヌッセンやセルジオ・ペレスと最後の数ポイントを争っただろう」
「オーストラリアと同様に、信じられないような形で1ポイントか2ポイント獲得することが可能な状況だった」
「ボッタスの前を走っていた時、彼は2周か3周にわたって、僕をオーバーテイクすることができなかった。僕が経験したなかで、現実とは思えないような最高の出来事のひとつだ」
「彼は僕の300メートル後ろからストレートで僕を抜いて行った。でもその次のラップは彼についていくことができたんだ」
しかしアロンソは、マクラーレン・ホンダはプレシーズンテストでトラブルが相次いで満足にテストができなかった代償を今も払い続けていると考えている。チームメイトのストフェル・バンドーンは中国GP決勝を燃料システムの問題でリタイアした。
「テストがきちんとできなかったから、毎レース、新しい問題が見つかるような状況だ」とアロンソ。
「早い段階で信頼性を通常のレベルに向上させて、レースを完走できるようになることを願おう」
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