2017年F1第3戦バーレーンGP、予選トップ10に入ったドライバーが予選日を振り返った。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 予選=1位
F1で初めてのポールポジションを獲得することができてすごくうれしい。今、F1でのキャリアは5年目だから、少し時間がかかったね。でもついに実現した。ここからスタートして、何度も取れるといいね。最高の気分だ。フィンランド人ドライバーがF1でポールを取ったのは約10年ぶりだと知らなかった。いつもフィンランドを代表し、母国のために走っているつもりだから、すごく誇らしい。
すべてを完璧にまとめるのは簡単ではなかった。テクニカルなコースだし、いくつかトリッキーなコーナーもあるからね。でもマシンに乗る時間が増えるにつれてどんどん快適に走れるようになってきて、最終的に1周をうまくまとめることができたんだ。幸い、そのラップがポールに値するタイムだった。
このマシンを用意してくれたチームに心からお礼を言いたい。フロントロウを独占することができた。今週末は夜のコンディションに集中して、マシンから最大限のタイムを引き出そうとしてきた。とてもいい仕事ができたと思う。
でもいつまでも喜んでいるわけにはいかない。大事なのは明日の決勝だからね。夢見ていたって仕方ないよ。決勝で最大限の結果を出せるかどうかが重要だ。僕らチームは明日、強さを発揮できると自信を持っている。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=2位
(初ポールポジションを獲得した)バルテリ(・ボッタス)に心からおめでとうと言いたい。彼はすごく努力していた。チームにもよく溶け込んでいる。今日は単純に彼の方が僕より速かったし、彼の方がいい仕事をした。初のポールを手にした彼に敬意を表すよ。
自分ではすごいラップを走ったと思ったんだけど、かなり接戦だった。セクター1で時間を大量に失った。いつもはここがすごく得意なんだけどね。でも素晴らしいバトルができたし、予選はいつもこれぐらい接戦であるべきだと思う。それによって僕らはさらなる限界を見つけることができるだろうからね。自分の仕事には満足しているし、チームが今年初めてフロントロウを独占できたのもすごいことだ。
今日はフェラーリ勢との間に多少マージンがあったけれど、だいたいレースになると彼らは速くなるから、明日はもっとギャップは小さくなるだろう。タフな戦いになりそうだ。タイヤをうまく管理して走るのは簡単ではないし、1回ストップになるのか2回ストップになるのかも興味深い。いいバトルができるといいね。