Q3は開始直後にコースインしたハミルトンとヒュルケンベルグがウォームアップラップで交錯し、ハミルトンが「彼は危険なドライビングをしている」と不満を訴える。しかし、ヒュルケンベルグは計測1周目からタイムを出し、一方ハミルトンはまだウォームアップを続けている。
最初のアタックではライコネンが1分33秒253でトップに立ち、ボッタスが0.036秒の僅差で2位。エンジンのヘジテーションが起きたというベッテルは0.173秒差で3位、ハミルトンはタイヤのウォームアップが上手く行かなかったためか1.211秒差で4番手に留まった。
残り3分で全10台が新品のウルトラソフトを履いて最後のアタックに臨む。
ここでベッテルがライコネンを0.059秒上回って最速タイムを記録しポールポジションを奪取。ライコネンは自己ベストを更新することができず2番手に留まった。
フェラーリは今季初のフロントロウ独占。ベッテルにとってもフェラーリにとっても2015年シンガポールGP以来のポールポジション獲得となった。
ボッタスは0,.095秒差で3位、ハミルトンはセクター3が全く振るわず0.573秒差で4位となった。5位はリカルド、6位にフェルスタッペンを100分の51秒差で上回ったマッサという結果になった。