「今日はすごく楽しかった。プラクティスはうまくいった。でも予選では、マシンのパフォーマンスを微調整していく必要がある。その部分で僕はまだ学ぶべきことがあるね」とバトンは予選を振り返った。
「今年のタイヤは去年のものとはいろいろな面で全く違う。挙動、性能の落ち方、どれぐらい持つかにおいて完全に変わってしまった。そういった部分で最後の数パーセントを見つけ出すのが簡単ではなかった」
Q3ではタイヤの残りセット数の関係で1回のランしか走れず、マシンの限界までプッシュすることができなかったという。
「このマシンの限界がどこにあるのか分からない。そうなるとモナコでは限界を見つけることができない。だから自分が可能だと分かっている範囲で走った。残念だけど、そうしないとウォールに突っ込む羽目になる」
「かなり難しかったけど、心から楽しんだ」
ペナルティについて聞かれたバトンは「これまで何戦走ってきたとしても、こういう状況はこたえる」と答えた。
「昨日知らされた。木曜がとてもうまくいっていたから、予選をすごく楽しみにしていたんだけどね」
「ふたりともグリッドペナルティを受ける。ストフェルは、僕の降格の影響で12番グリッドになり、僕は最後尾スタートだ」
「本当ならふたりともポイント圏内の位置からスタートするはずだっただけに残念だ」
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