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F1 ニュース

投稿日: 2017.06.04 12:39
更新日: 2017.06.04 12:42

F1、2019年以降は年間22戦以上の開催を検討。2週連続でのレースは回避する方向

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F1 | F1、2019年以降は年間22戦以上の開催を検討。2週連続でのレースは回避する方向

 F1の経営陣は2019年シーズンまでに、2週連続開催を減らしつつグランプリ開催数を22戦以上に拡大しようとしている。

 F1の商業担当取締役であるショーン・ブラッチスは、スポーツ面を取り仕切るロス・ブラウンとともに来季のカレンダー決定に取り組んでおり、2018年は21戦が開催されることを認めた。フランスGPとドイツGPがカレンダーに復帰し、マレーシアGPは外れることになる。

 来シーズンからは、ヨーロッパのようなコアとなる市場でのチャンピオンシップ再構築と同時に、アメリカ、アジア、ラテンアメリカへのリーチを拡大することに焦点を置き、さらなるレース追加を目指すという。

 F1カレンダーの計画について聞かれたブラッチスは次のように答えた。

「どこへ行くかを決定するうえでは、各チームと協力して取り組みたいと思う。しかし我々は開催数を21戦より多くしたいと考えている。どの市場に進むかと言う点で我々はもう少し積極的になり、攻めの姿勢で進めていきたい」

「F1イベントが都市や国、自治体や公国にもたらす利点の本当の意味を理解するために、市場への経済波及効果の調査をしているところだ。最適な日程と地域を特定できたら、その都市に出向いて話し合いを行う。そして入札金額ではなく、他の何かを重視するようなケースを作り出していく」

 各チームはF1カレンダーの拡大を長きにわたって保留してきた。ブラッチスはスケジュールの長期化が「体力的、精神的、経済的犠牲を伴う」ことを認めている。

 ブラッチスは、リバティ・メディアが「パートナーであるチームと緊密に取り組み、どこに限界があるのか、全員にとって合理的な案は何かということを見つけ出さなければいけない」と話す。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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