Q3は開始前から各車がピット出口に並んでコースイン。もちろん全車がウルトラソフトの新品を履いてアタックを開始する。
メルセデスAMGはパワーユニットを予選Q3モードに切り替えパワーアップしてきたのかハミルトンがQ2から0.7秒と大幅にタイムアップを果たし1分11秒791を記録してトップに立ち、ボッタスも0.386秒差で2番手。フェラーリ勢は0.5秒以上の差を付けられてしまった。
1回のみのアタックでQ2を通過しタイヤを温存したベッテルはQ3で3セットの投入。残り4分で早くも2回目のアタックを完了するが、僅か0.004秒ハミルトンに届かず2番手に留まった。
最後のアタックでさらにタイムを更新し昨年のポールタイムを1.3秒上回る1分11秒459まで伸ばしたハミルトンは、これでアイルトン・セナに並ぶ自身65回目のポールポジションを獲得。
ベッテルは自己ベストは更新したもののターン10でフロントタイヤをロックさせるなど0.330秒及ばず予選2位に終わった。
ボッタスは3位、ターン1でミスを犯したライコネンは4位、5位・6位にはフェルスタッペンとリカルドの順でレッドブル勢。
その後方はQ2と同じくマッサ、フォース・インディア勢、ヒュルケンベルグという結果になった。