FIAは19日、世界モータースポーツ評議会会合を行い、21戦からなる2018年F1カレンダーを承認した。今回の暫定カレンダーには、F1史上初の3週連続開催が含まれている。
F1のCEOチェイス・キャリーは、5月の段階で、2018年F1は21戦の開催が決定していると述べていた。今回FIAが発表した来季暫定カレンダーでは、すでに発表されているとおり、マレーシアGPが外れ、フランスGPとドイツGPが復活、そのため合計21戦と、再びF1史上最多の21戦に戻ることになった。
ただし、中国とシンガポールに関しては「商業権保有者の確認を条件とする」との但し書きが付されている。
開幕戦は3月25日、最終戦は11月25日と、今年と開催期間は変わらないなかで1戦増えることになり、フランス、オーストリア、イギリスは3週連続開催とされている。
日程が大きく移動されたグランプリもあり、アゼルバイジャンが6月から4月に、ロシアが4月から9月に変更になった。ロシアは日本GPの前週の開催となる。鈴鹿での日本GPは第17戦として10月7日に組み込まれている。
FIAは2018年ル・マン24時間レースの日程を6月16、17日と発表しており、F1との重複が回避された。
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