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F1 ニュース

投稿日: 2017.06.23 16:15
更新日: 2017.06.23 16:16

マッサ、クラッシュ原因となったサインツJr.のグリッド降格ペナルティに不満。「出場停止に値する」

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F1 | マッサ、クラッシュ原因となったサインツJr.のグリッド降格ペナルティに不満。「出場停止に値する」

 ウイリアムズのフェリペ・マッサは、F1カナダGPで自身とのクラッシュを引き起こしたトロロッソのカルロス・サインツJr.には、2012年にロマン・グロージャンが1レースの出場停止となったときと同様、より厳しいペナルティを科すべきだったと考えている。

 カナダGP決勝の1周目、ハースのグロージャンに接触したサインツJr.はコントロールを失ってマッサにヒット。当てられたマッサはコース外にはじき出され、リタイアとなった。

 クラッシュを引き起こしたサインツJr.は、ミラーをチェックした際にグロージャンが死角に入っていたため見えなかったと主張したが、次戦で3グリッド降格のペナルティを科せられた。

 しかしマッサは、サインツJr.に下った裁定は甘かったと考えている。2012年にグロージャンが出場停止処分を受けたベルギーGP第1コーナーでのアクシデントと、今回のケースが似ているというのだ。

「僕が見たこと(クラッシュ)は、彼(サインツJr.)が引き起こしたものだ。恥ずべきことだよ」

「以前にグロージャンが起こした事故とそれほど違わないのに、彼(サインツJr.)は次戦のスタートで3グリッド降格させられるだけなんだ」

「以前、グロージャンが何度か危険なドライビングをしたことで1レースの出場停止処分を受けたことを覚えている。スチュワードは今回についても強いスタンスで臨むべきじゃないかと思うんだ」

「幸い(カナダGPでは)何事もなく済んだが、重大な事故になっていた可能性もある。仮に重大事故になっていたら、違う裁定が下っていたのではないだろうか。それは正しくないことだ」

「これまで多くのドライバーがほんの小さなミスで3つ(グリッドを)落としてきた。今回はそれよりよほど重大なことを起こしたのに、やはり3つだ。矛盾している」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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