Q3の1回目のアタックでボッタスは僅かにターン8で右リヤをバリアに接触させるが問題なくトップタイムを記録。ハミルトンはターン16でタイヤをロックさせてしまい0.154秒差の2位、フェルスタッペンが0.605秒差で3位で続いた。
残り4分で2回目のアタック中だったリカルドがターン6でイン側の縁石を引っかけてリヤが流れ、出口アウト側のウォールにヒットしてストップ。これでセッションは残り3分33秒で赤旗中断となったが、この影響を最も大きく受けてしまったのが最終アタック中でセクター1を最速タイムで駆け抜けていたハミルトンだった。一方ボッタス、ベッテルはコースイン直前で難を逃れた。
18時5分に再開されたQ3最後のアタックでハミルトンは完璧なアタックを見せてボッタスを逆転し0.434秒差を付けて1分40秒593でポールポジションを獲得した。
ボッタスは自己ベストを更新したものの及ばず2位、最後のアタックで大きくタイムを更新したライコネンが1.100秒差で3位、ベッテルは1.248秒差の4位に留まった。その後ろにフェルスタッペン、フォース・インディア勢、ウイリアムズ勢というチームごとに並ぶ予選結果となった。