トップ10にとってはレーススタート用のタイヤを決めることになるQ2では、すでに5グリッド降格が決まっているハミルトンがスーパーソフトタイヤでアタックに向かう。
それ以外のドライバーは全てウルトラソフトでアタックを行ない、トップに立ったのはボッタスで1分4秒640。しかしハミルトンも0.160秒差で続き、ベッテルは0.183秒差の3位、マックス・フェルスタッペンが0.308秒差で4位に付ける。
サスペンショントラブルのマグヌッセンはQ1を通過したものの修理が間に合わずコースインできなかったため、ノータイムの15位に終わった。
2回目のアタックでベッテルはタイムを伸ばして0.132秒差の2位へ浮上。ハミルトンは2回目のアタックもスーパーソフトで行ない3番手でQ2を終えた。
11位ニコ・ヒュルケンベルグ、12位アロンソ、13位バンドーン、14位ダニール・クビアトは8位グロージャンから6台が0.3秒差にひしめく接戦の中でQ2敗退となった。
Q3の1回目のアタックでは、開始前からピット出口に並んで一番にアタックに入ったフェルスタッペンがターン1で「違うラインを試そうとしたけど上手くいかなかった」ためイン側の縁石を引っかけてしまい6番手。連続アタックをしたものの2度目もやはりターン1で満足いくコーナリングができなかった。