――今日失った3点によって、タイトルを獲得できなくても後悔はしませんか。
ハミルトン:失ったものは永遠に戻ってこない。大切なことは、これから訪れるチャンスをモノにすること。なぜハンガロリンクの予選で、僕たちはフェラーリのペースに付いていけなかったのかを分析することだ。そのうえで、僕は正しい方法でタイトル獲得したいと思っている。 それはシーズンが始まる前から考えていたことだ。情けは人の為ならずという言葉があるだろう。自分が他人に良いことをすれば、いずれ自分に良いことが戻って来ると信じている。
――あなた言う「正しいこと」とはなんですか?
ハミルトン:速いほうのドライバーにレースに勝つチャンスが与えられるべきという考え方だ。 そうすることで、チームは最大限のポイントを獲得できる。それは僕だけが考えていることではなく、バルテリも同じで、だから彼は途中で僕にチャンスを与えてくれた。僕はいま、これまで経験してきた中で最も強い絆でチームメイトとレースができていると感じている。
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