Q3進出が前提の上位勢にとっては決勝のスタートタイヤを決めるQ2のセッションは、各車とも最初からウルトラソフトでアタックに入る。ここでもハミルトンが1分43秒539のトップタイムを記録し、ライコネンが依然としてバイブレーションを訴えながらも0.161秒差で2番手、ボッタスが3番手。バンドーンは中古のウルトラソフトで1周だけコースインし再びアロンソを引っ張る。
しかし、最後のアタックの途中でデプロイメントが切れたアロンソは「ノーパワー!」と訴えてピットに戻り、僅か0.084秒差で11番手でQ2敗退となった。
パーマーがここでも7番手タイム、ニコ・ヒュルケンベルグは9番手タイムでルノーは2台揃ってQ3進出。8番手・10番手でフォース・インディア勢もQ3進出を果たした。トップはハミルトン、2番手ボッタス、3番手ライコネン、4番手フェルスタッペン、5番手ベッテルという上位勢の結果となった。