ホンダが、ベルギーGPに続いて、イタリアGPにもアップグレードしたエンジンを投入することが明らかになった。これは木曜日の午後にマクラーレンで行われた会見でフェルナンド・アロンソが明らかにした。
「この会見の10分前に、ミーティングで決まった」
その新しいエンジンは“スペック3.7”と呼ばれ、金曜日にアロンソ車だけに搭載されるという。
ただし、それをレースに投入するかどうかは不明だ。それはスペック3.7をフリー走行で走らせた後にストックし、入賞の可能性がイタリアGPよりも高い2週間後のシンガポールGPまで温存する可能性があるからだ。
ベルギーGPのレース中に「エンジン・プログレム」と言ってピットインしてリタイアしたアロンソ。しかし、その後ホンダはエンジンを検査した結果、不具合は見つからなかったため、ベルギーGPでレースを走ったアロンソのスペック3.5は、生きている状態だ。
一方、ベルギーGPで金曜日に使用したスペック3.6に、ハイドロ系に不具合が発生して、スペック3.5に変更してレースに臨んでいたストフェル・バンドーンは、今回もベルギーGPでレースを走らせたスペック3.5のままで週末を走る予定だ。
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