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F1 ニュース

投稿日: 2017.09.09 08:22
更新日: 2017.09.09 08:24

マクラーレン、F1新世代エンジンの自社開発を検討へ。独立系サプライヤーの動向も注視

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F1 | マクラーレン、F1新世代エンジンの自社開発を検討へ。独立系サプライヤーの動向も注視

 マクラーレンのエグゼクティブディレクター、ザック・ブラウンが、2021年に導入されるF1パワーユニットの新規則の内容によっては、自社製エンジンを開発する可能性もあると発言した。

 マクラーレンは2015年、パワーユニットをメルセデスからホンダにスイッチ。ワークス待遇でのエンジン契約がなければF1の頂点に返り咲くことはできないとの判断だったが、ホンダとのパートナーシップが3年目を迎えてもチームは低迷し続け、ついにホンダとの長期契約の打ち切りを望み、交渉を行っている。

 ホンダと袂を分かつ場合、来年からはルノーエンジンを積むことになりそうだが、エンジン規則が大きく変わり、大幅なコストダウンが可能になるようであれば、自社でエンジンを製造することも考えていくと、ブラウンは語った。

 F1首脳陣は2021年の規則を策定する上で、今よりシンプルで、コストがかからないエンジンを導入することを検討している。

「F1の状況は2021年以降、非常にポジティブな形で変化していくだろう。予算制限、収入の分配方法、エンジン規則に関してだ」とブラウンはイタリアGPの週末にコメントした。

「多くのことが変わるため、2021年に向けて決断を下すのは簡単ではない」

「我々が自分たちのエンジンを作るためには、これまで経験していないことなので、長い準備期間と多額の設備投資が必要になる」

「これを検討することになるだろう。まずはプラットフォームとなる規則と、どれぐらい費用がかかるかを理解する必要がある」

「今、エンジンを開発するには莫大な予算が必要であり、それほどの額をつぎ込むことはできない。エンジン規格が変わり、金銭面で我々に実行可能になる必要がある」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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