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F1 ニュース

投稿日: 2017.09.11 12:42

マクラーレン・ホンダ甘口/辛口ダブル評価  F1イタリアGP編

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F1 | マクラーレン・ホンダ甘口/辛口ダブル評価  F1イタリアGP編

 マクラーレン・ホンダの活躍を甘口&辛口のふたつの視点からそれぞれ評価する連載コラム。レースごとに、週末のマクラーレン・ホンダのコース内外の活躍を批評します。今回はF1第13戦イタリアGPを、ふたつの視点でジャッジ。

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 パッケージ的に20戦中、最もマクラーレン・ホンダのマシンに厳しいサーキットになると思われていたモンツァでのイタリアGP。

 しかし、予選ではストフェル・バンドーンがトップ10入り。フェルナンド・アロンソはQ2どまりだったが、これは「間違った方(その時点で35番手降格のペナルティを科せられている自分)がQ3に行ってしまったら困るから」と、アロンソが自ら自己ベストの更新を自重したからだった。

 結果的にはバンドーンは9番手でQ3に進出したので、もしQ2の最後アタックでアロンソが自己ベストを更新していれば、2台そろってQ3へ進出していた可能性は高かった。

 もちろん、土曜日のモンツァは雨模様だったため、それが非力なホンダPUを搭載するマクラーレンに味方したことは否定しない。だが、マクラーレン・ホンダはイタリアGPでは金曜日から2台そろってトップ10のスピードを披露していた。

 今回予選で2人のドライバーが走らせていたのは、最新スペックの3.7ではなく、3.5だった。アロンソは金曜日に3.7を使用したのが、これはシンガポールGPに温存するため、土曜日の朝からベルギーGPで使用した3.5に交換。バンドーンは金曜日からベルギーGPでレースに使った3.5に戻している。


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