ウワサが事実だとすれば、ホンダとマクラーレンに関するなんらかの発表は、シンガポールGP初日、9月15日(金)のフリー走行1回目直後に行われるという。
つまり、現場ではホンダとマクラーレンの提携が2017年限りで終了となるということは確実と見られており、同時にトロロッソとルノーの契約も解消され、ホンダはトロロッソへ、ルノーがマクラーレンに2018年パワーユニットを供給することは既成事実となっている。
それだけではない。ここに来て、新たなウワサが湧き上がっている。それは2019年からホンダがレッドブルへもPUを供給するのではないか、というものだ。
あるレース関係者は次のように話す。
「レッドブルとルノーの契約は2018年いっぱいで、クリスチャン(・ホーナー/チーム代表)は、更新しない意思を固めたようだ」
前戦イタリアGPではダニエル・リカルドがフェラーリのキミ・ライコネンに先着して4位になったが、今年ここまでのトラブルの多さに、我慢もついに限界に達したというわけだ。
もちろん、レッドブルも許されることなら、メルセデス・エンジンを搭載したいが、それは政治的(ホーナーとメルセデス首脳陣との関係は最悪)にも物理的(FIAは1メーカー3チームまでとしている)にも不可能だ。
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