ブーリエは、ルノーからの説明により、2018年のパワーユニットは大きく改善するという期待を抱いているという。
「ルノーから得た情報によると、彼らのエンジンは競争力が高い。メルセデスとフェラーリには少し遅れているが、ポテンシャルはある」
「話し合いを持ったところ、彼らは信頼性とパフォーマンスの両面に取り組んでおり、来年はよりコンペティティブになるだろう」
もしレッドブルが噂どおり2018年末でルノーとの契約を終了するなら、マクラーレンはルノーのセミワークスの立場になるとブーリエは示唆した。
「ルノーと組むことによるアドバンテージは他にもある。エンジンのデザインに発言権があることだ。2019年にはほぼ“ファクトリー”という解決法を得ることになる。そうなればカスタマーエンジンに比べてアドバンテージを持つことになる」
パワーユニットの確定に時間がかかったため、来季マシンの開発作業を急ピッチで進め、遅れを取り戻す必要があるとブーリエは語った。
「2018年のマシンに全力で取り組んでいく。エンジンのレイアウトに関して大きな変化があるので、すでに考えていたいくつかのパーツの設計をやり直す必要がある。決断の件で少し遅れが出ている。この決断があと2週間ほど早くなされていたらと思う」
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