9月29日、現地時間11時から始まる予定だったマレーシアGPのフリー走行1回目は、15分前に降り出した雨が強くなったためスタートがディレイに。セーフティカーが確認走行を行なうが、雨脚が強く路面コンディションは依然として厳しい状態が続く。
今回のFP1にはF1デビューとなるピエール・ガスリーに加えて、現在FIA F2選手権をリードするシャルル・ルクレールがマーカス・エリクソンに代わってザウバーから出走。さらにショーン・ゲラエルは前戦に続いてカルロス・サインツJr.に代わってトロロッソ、アントニオ・ジョビナッツィはケビン・マグヌッセンに代わってハース、セルゲイ・シロトキンがニコ・ヒュルケンベルグに代わってルノーのステアリングを握る。
メルセデスAMGのカスタマーであるフォース・インディア勢とウイリアムズ勢には、今季4基目のICE、TC、MGU-Hが投入されている。
結局セッションは雨脚が弱まったところで11時30分にスタート。ハロを装着したフェルナンド・アロンソがウエットタイヤを履いてコースインし、フェラーリ勢もこれに続くが、雨は依然として降っており大量の水煙が上がる。メルセデスAMG勢、レッドブル勢、フォース・インディア勢を除く14台がウエットタイヤでインストレーションチェックを行なった。
雨が上がり太陽が顔を覗かせてきた11時48分にフォース・インディア勢がインターミディエイトを履いてコースイン。路面コンディションは悪くはないが、ターン9手前などいくつか川ができてコースを横切っているのが問題だとオコンは指摘する。