2017年F1第15戦マレーシアGP土曜 フリー走行3回目が9月30日に行われフェラーリのキミ・ライコネンがトップタイムをマークした。
現地時間14時に行われたFP3は路面温度43℃、気温31℃、ドライコンディションのなか行われた。
前日、ロマン・グロージャンがクラッシュした原因となった排水溝の蓋だが、全てチェックを行い塞がれたようだ。また大破していたグロージャンのマシンは夜間作業のうちに修復を終えている。
セッション開始15分経過時点では1分32秒650でルイス・ハミルトンがトップに、自身のFP2とほぼ同タイムをマーク。
マレーシアGPからアップデートを導入しているフェルナンド・アロンソも周回を開始、1分33秒896で9番手タイムをマークするも単独スピン。幸いすぐに立て直しピットへ。
25分時点でコースを走っていたケビン・マグヌッセンにトラブルが発生し突如スローダウン、ゆっくりピットへと戻っていった。その後セッション後半からは無事走行を再開している。
残り30分を切ったところで、ダニエル・リカルドがスーパーソフトで1分32秒091をマークしトップタイムをマーク。
しかし、フェラーリ勢が再びコースでアタックを開始し、ライコネンが1分31秒880でリカルドのタイムを塗り替える。さらに2番手にはベッテルがつけフェラーリが1ー2に。
しかし残り5分を切ったところで、コース上を走行していたベッテルのマシンがスローダウン、そのままピットへ戻ることができたが、予選に向けて不安を残す形となった。
セッション終了間際、マックス・フェルスタッペンの後方からジョリオン・パーマーが追突。フェルスタッペンはスピンを喫し、パーマーはフロントウイングを破損してしまった。
結局タイムを更新するマシンは現れず、トップはライコネン、2番手ベッテル、3番手リカルドというオーダー。マクラーレン・ホンダ勢は10番手バンドーン、11番手アロンソという結果になっている。
2017年F1第15戦マレーシアGPフリー走行3回目結果
Pos. |
No. |
Driver |
Team |
Time |
Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | K.ライコネン | フェラーリ | 1’31.880 | 19 |
2 | 5 | S.ベッテル | フェラーリ | 1’32.042 | 14 |
3 | 3 | D.リカルド | レッドブル | 1’32.091 | 16 |
4 | 77 | V.ボッタス | メルセデス | 1’32.329 | 24 |
5 | 44 | L.ハミルトン | メルセデス | 1’32.539 | 20 |
6 | 33 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1’32.579 | 17 |
7 | 11 | S.ペレス | Fインディア | 1’33.209 | 20 |
8 | 19 | F.マッサ | ウイリアムズ | 1’33.240 | 20 |
9 | 31 | E.オコン | Fインディア | 1’33.290 | 21 |
10 | 2 | S.バンドーン | マクラーレン | 1’33.321 | 16 |
11 | 14 | F.アロンソ | マクラーレン | 1’33.530 | 17 |
12 | 18 | L.ストロール | ウイリアムズ | 1’33.538 | 21 |
13 | 20 | K.マグヌッセン | ハース | 1’33.787 | 10 |
14 | 27 | N.ヒュルケンベルグ | ルノー | 1’33.871 | 14 |
15 | 55 | C.サインツJr. | トロロッソ | 1’33.924 | 22 |
16 | 10 | P.ガスリー | トロロッソ | 1’34.206 | 24 |
17 | 30 | J.パーマー | ルノー | 1’34.475 | 12 |
18 | 8 | R.グロージャン | ハース | 1’34.914 | 19 |
19 | 9 | M.エリクソン | ザウバー | 1’34.936 | 19 |
20 | 94 | P.ウェーレイン | ザウバー | 1’35.045 | 19 |