「最後の2年間はきつかった。幸運にもこの世界で成功を収めた経験があり、マクラーレンと素晴らしい時代を過ごしてきた。それが突然、好結果をつかめなくなり、毎戦、他のドライバーたちが優勝しているのを見ていなければならないというのはきつい。その状態を長く続け過ぎた」とバトンはSky Sportsに対して語った。
「モナコでもう一度F1に参戦し、今年のマシンを体験できたのはよかった。でもその週末を終えた時、もう戻ることはないと思った」
8月に鈴鹿1000kmに出場して、冷めかけていたレースへの愛情がよみがえったとバトンは語る。
「まったく経験がない状態で始めた。今までやってきたこととはまるで違っていた。いい結果は出せなかったけれど、レースへの愛が蘇るのを感じた」
「終えた瞬間に、またやりたいと思った。そんな気持ちを持ったのは久しぶりだった。走りたくてたまらないんだ」
「来年、何かしらレースをするつもりだ。アメリカかヨーロッパか日本か、まだ分からない。いくつか選択肢があるが、フル参戦したいと思っている」
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