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F1 ニュース

投稿日: 2017.10.12 13:10
更新日: 2017.10.13 16:11

F1 Topic:日本GP鈴鹿でパーマーのラストレースを見守った“幸運”のダルマ

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F1 | F1 Topic:日本GP鈴鹿でパーマーのラストレースを見守った“幸運”のダルマ

 日本GPの土曜日、ルノーは日本GPを最後にジョリオン・パーマーがチームを離れ、次戦アメリカGPからカルロス・サインツJr.が加入すると発表した。 

この写真はレース後。クラークは左端。左から2人目は昨年までルノーでパーマーのエンジニアで現在ザウバーでエリクソンのレースエンジニアを務めるジュリアン・ シモン・ショタン。その隣が父親のジョナサン・パーマー

 日曜日のレース前に、トレーナーのジャック・クラークに出会った。クラークの父親も元F1ドライバーのジュリアン・ベイリー。ジュリアンは継父のため苗字が違うが、クラークもパーマー同様、二世ドライバーだった。

 さらにパーマーの父親のジョナサンとクラークの継父となったベイリーは、88年にティレルで1年間、チームメイトということもあり、家族ぐるみの付き合いがある。さらにフォーミュラ・パーマー・アウディとF2選手権でしのぎを削ったライバルでもあった。

 クラークによれば、「鈴鹿が最後になることは、ここに来る前にわかっていた」という。

 それはパーマーのコメントからもうかがえる。
「チームは来年のために、少しでも早くスタートを切りたがっていて、このレースの後には1週間のインターバルがあるから、ここで僕がチームを離れるのが一番いい選択だと思う。最終戦まで戦えないのは残念だけど、僕はチームの決定を尊重しているし、チームとカルロスの今後の活躍を祈っている」

 最後のレースになるかもしれない日本GPで、パーマーはグリッドペナルティもあり、18番手からスタート。しかし、スタートで4つポシジョンを上げると、その後も安定した走りを披露。1回目のピットストップをだれよりも遅い39周目まで引っ張って、終盤にポイント獲得を目指した。

 結局、入賞はならなかったが、レース後のパーマーは、最後のレースを大好きな鈴鹿で終えられたこと、そして完走できたことには満足していたようだった。


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