40分を過ぎたところでフェラーリ勢がスーパーソフトを履いてコースインするものの「スーパーソフトにはダンプ過ぎる」と走行を断念する。
同じくスーパーソフトを履いたフェリペ・マッサも「最後のコーナー2つが問題だ」と報告。しかしすぐに路面は乾いていき、50分を過ぎる頃には各車がスーパーソフトやウルトラソフトでの走行を開始した。
ハートレーは走行風でヘルメットが持ち上げられてしまう問題に苦しみ、コクピット前方のウインドシールドを修正したりしながらも周回を重ねマシンを習熟していく。
残り20分を切る頃には再び雨が降りだし、ルイス・ハミルトンはターン11でフロントタイヤをロックさせたり最終コーナーで飛び出したりといった場面も見られた。
90分間を通してコンディションはほとんど変わらず、トップタイムのハミルトンはスーパーソフトで1分36秒335を記録、昨年のFP1のタイムを約1.1秒上回った。
2位ベッテル、3位ボッタスは0.6秒前後の差があり、4位フェルスタッペンは1秒差。そこから0.013秒差でバンドーンが5番手につけた。
なおフェルナンド・アロンソはハイドロ系のリークが発生し、その修理のため3周しか走れないままFP1最初の40分を終え、残り8分でコース復帰を果たしたもののインストレーションチェックのみで走行を終えた。
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