スーパーフォーミュラ最終戦は、悪天候でまさかの中止。その結果、ピエール・ガスリーのタイトル獲得はならなかった。同じ週末のアメリカGPをわざわざ休んで日本に行ったガスリーにしてみれば、さぞやりきれないことだろう。トロロッソのフランツ・トスト代表も同じ思いだろうと、オースチンのパドックで話を訊いてみた。
「もちろん残念だよ」とトスト代表は一応は言うものの、「レースだからこういうことはあるさ」と、笑顔を見せた。
ホンダの意向を尊重して、ガスリーを日本に送り出した。とりあえず、その義理は果たしたというところか。これでガスリーのスーパーフォーミュラ参戦は終わったわけだが、今後トロロッソのドライバーラインナップはどうなるのか。
次戦メキシコGPは誰が走るのか質問すると、「ガスリーが最終戦まで出走するのは、100%確実だ」と、トスト代表は断言した。
ところがもうひとつのシートに関しては、「まだ未定だ」という。普通に考えれば実績も経験も豊富なダニール・クビアトのはずだが、「今週末の結果も合わせて決めたい」と言うのだ。
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