レッドブルF1では2018年型マシンの開発が順調に進んでおり、当初のスケジュールより5日早く完了する見込みだという。施された変更点は有益であることが証明されるだろうと、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは述べている。
この何年かレッドブルは始動が遅く、シーズンが終わる頃に調子を上げるのが常だった。今シーズンも同様で、序盤では風洞データの相関関係の問題が『RB13』のパフォーマンスの妨げになっていた。
予定よりもリリースが早くなったことで、2018年の第1回F1プレシーズンテストにおいて、最適化されたパッケージが確かな存在感を示すだろうとホーナーは言う。
「我々は、たった5日ではあるが少々早めのリリース目標に焦点を定めている。設計は詰められ、製作スケジュールも非常にタイトだ。守勢ではなく攻勢でいるために、5日という時間は貴重なものだ」
「初回のテストで、100周もの走行が可能な態勢を取れるようにするという意図がある」
マシンの成熟と、直近の4戦で2度優勝を飾ったマックス・フェルスタッペンの努力もあり、レッドブルはいまのところ好調にある。
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