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F1 ニュース

投稿日: 2017.11.15 07:29
更新日: 2017.11.15 07:37

ハミルトン、F1規則変更を“最悪”と批判。「年間エンジン3基でバスのように重い車ではプッシュできない」

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F1 | ハミルトン、F1規則変更を“最悪”と批判。「年間エンジン3基でバスのように重い車ではプッシュできない」

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、2018年のF1でパワーユニットの基数制限がさらに厳しくなる動きを強く批判した。

 2017年のレギュレーションでは、ドライバーが1シーズンに使用できるパワーユニットの6エレメントは最大4基に制限されており、これを超えると追加するたびにグリッド降格ペナルティを科される。

 2018年は今季より1戦多い21戦開催が予定されている。しかし来シーズンの規則では、パワーユニットの基数制限がさらに厳しくなる見込みだ。6エレメントのうちエンジン(ICE)、MGU-H、ターボチャージャーは3基に、エナジーストア、コントロールエレクトロニクス、MGU-Kは2基に制限され、これを超えるとグリッド降格ペナルティを受けなければならない。

 こういった変更に伴って起こるかもしれないマイナスの影響をハミルトンは危惧している。

「3基にするというアイデアには賛成できない」とハミルトンが語ったとBBCが伝えた。

「最悪だよ。スプリントの要素こそがF1に欠けていることなんだ」

 さらに2018年にはコクピット保護システム“ハロ”が導入されることで、マシンの重量が重くなる。そのことについてもハミルトンは不満を示した。

「来年、(F1)マシンはバスみたいになる。とても重くなるよ、NASCARみたいにね。ブレーキングの距離が長くなり、常に限界状態になり、高温になってしまう」

「悲観的に聞こえることは分かっているけど、レーサーとして僕たちは速く機敏なマシンに乗り、すべてのラップで常に攻めていきたいんだ」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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