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F1 ニュース

投稿日: 2017.11.15 17:56
更新日: 2017.11.15 17:59

マクラーレンF1の反対で現行デザインのシャークフィンが廃止の可能性

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F1 | マクラーレンF1の反対で現行デザインのシャークフィンが廃止の可能性

 2018年F1にシャークフィンを維持することにマクラーレンが反対したため、ライバルチームの一部が新車設計の一部見直しを迫られる可能性がある。

 先週行われたF1ストラテジーグループ会合において、今年導入されたシャークフィンの継続について協議が行われた。

 大きな面積を持つシャークフィンがあれば、チームにとってはスポンサーのロゴを入れることができるというメリットがあり、カーナンバーを大きく表示するという意味ではFIAの利益にもかなうことだとみられている。

 継続承認のためには全会一致での賛成が必要だったが、より小型なものの導入を望むマクラーレンは賛成票を投じなかった。

 マクラーレンがシャークフィンの維持に賛成しなかったのは、エンジンカバーが小さくなれば、リヤウイングの視認性が高まり、そこに表示されているスポンサー名がより目立つと考えているためだ。

 マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエはまた、小型のフィンの方が自分たちの2018年型マシンのデザインにおいてプラスに働くと示唆した。

「我々は、より機能的なエンジンカバーの使い方を見つけたといっていいかもしれない」とブーリエは言う。

「今のF1マシンは複雑化しており、(マクラーレンのエグゼクティブディレクターである)ザック(・ブラウン)にしてみれば大型ステッカーを見せる位置を探すのに苦労している」

フェルナンド・アロンソが乗る2016年のマクラーレンMP4-31

「これは遊びではない。皆がそれぞれ自分たち自身のマシンを開発しているわけだから、もしも我々のチームの利益に反する提案が出されるならそれに同意するつもりはない」 

「いくつかのチームは、自分たちのマシンにより適合する提案を推し進めようとした。だが来年のための規定はあるわけだから、全会一致をみないのであれば変更する理由はない」    


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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