キャッチポイント1
ハミルトンは昨年、2000kmマイレージのパワーユニットで自己最高年間12回ポールポジションを決めた。ブラジルGPでの予選クラッシュによってフレッシュなパワーユニットを入れた2戦目、ここで決めれば自己ベストタイとなる。インテルラゴスの後だけに4冠王のタイムアタックに注目。
キャッチポイント2
ベッテルにも似たことが言える。過去2回ポールポジションがあるが、昨年はキミ・ライコネンに及ばず予選5位、最後のセクター3でまとめきれなかった。タイヤのオーバーヒート現象が出てしまったからだ。最近6戦中でフロントロウ5回、SF70Hの一撃能力を示してきている。ハミルトンとの予選対決が土曜のハイライト。
キャッチポイント3
これまで“2ストップ戦略”が勝利の方程式だったが、今季のセオリーは“1ストップ”か。ブラジルGPまでドライレースだと14レースがそうなり、戦略の幅は狭まった。DRSゾーンは2カ所、オーバーテイクチャンスはターン8とターン11に十分ある。クロスライン攻防をレッドブル勢が魅せるか。