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2017.12.30

マクラーレン・ホンダF1辛口コラム総括編(2)ホンダに依存しながら侮辱し続けたマクラーレンの咎


 マクラーレン・ホンダF1チームの戦いをグランプリごとに辛辣に批評してきたF1速報WEBの連載「マクラーレン・ホンダF1辛口コラム」。パートナーシップの終わりに伴い、筆者のNick Richards氏が、スペシャル企画として、マクラーレン・ホンダの3年間を振り返り、なぜこのパートナーシップは成功しなかったのかを検証、それぞれが新しいパートナーとともに臨む2018年シーズンについても展望する。

 3回にわたって掲載する特別編の第1回では、ホンダにとっての最大の過ちは何だったのかがテーマだった。今回の第2回では、マクラーレンが犯した過失について、Nick Richardsが論じる。

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 第1回では、なぜマクラーレン・ホンダのパートナーシップが悲惨な結末を迎えたのかを考察し、ホンダが犯した最大の過ちを挙げた。これによって、もしかすると失敗の原因はすべてホンダにあるかのような印象を与えてしまったかもしれないが、それは違う。3年にわたって私のコラムに付き合ってくれた読者なら、ホンダと同じぐらいマクラーレンにも非があると私が考えていることはご存じのはずだ。そう主張できるだけの立派な理由が存在する。

 マクラーレンが犯した最初の過ちは、ホンダに対して“コンセプトゼロ”を強いたことだ。それによりホンダは技術を持たないにもかかわらず、きわめて小さなサイズでパワーユニットを作らなければならなくなった。

 天才デザイナーのエイドリアン・ニューウェイもかつて、似たような過ちを犯した。そして、ドライバーがコクピット内で不自由なく運転ができるようなスペースを確保し、エンジンがレースディスタンスを走りきれるような冷却を確保するために、自分の理想のシャシーデザインにある程度の妥協を行う必要があるのだということを何年もかかって理解した。しかしマクラーレンは、もっと大きなサイズでなければホンダは競争力の高いパワーユニットを作れないということを、結局理解しなかった。


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