レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2018.01.17 14:43

2018年シーズンのF1注目ポイント(2):未知のルノーPUを搭載するマクラーレンの戦闘力

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | 2018年シーズンのF1注目ポイント(2):未知のルノーPUを搭載するマクラーレンの戦闘力

 それでも今季のマクラーレンがトップ3に次ぐ速さを見せられれば、この3年間彼らが主張してきた「車体性能はトップと互角か、彼らを上回る」という仮説を裏付けることになる。エリック・ブーリエはそれが単なる強がりでないことを、今季も十分にデータで証明できると自信を見せている。

2017年F1第20戦アブダビGP 別れの乾杯をするマクラーレン・ホンダ。ザック・ブラウン、長谷川祐介氏、フェルナンド・アロンソ、ジョナサン・ニール、ストフェル・バンドーン、エリック・ブーリエ

 一方で彼らの最大の弱点は、ルノーの単なるカスタマーであるということだ。もちろんパワーユニット供給は有償であり、あくまでルノーユーザー3番目のチームでしかない。昨年は年間予算1億8600万ユーロ(約253億円)のうち、6700万ユーロ(約74億円)をホンダが負担していたが、今季はそれもなくなった。

 ルノーF1はどうか。去年の進化は確かに著しかったが、エンストンはまだ完全には全盛期の実力を取り戻していない。流出した技術スタッフの層はまだ薄いし、施設もトップに比べれば貧弱だ。レッドブルはいうまでもなく、マクラーレンの後塵も拝すると考えるのが妥当なところだろう。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース