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F1 ニュース

投稿日: 2018.01.19 15:41
更新日: 2018.01.19 15:50

2018年シーズンのF1注目ポイント(4):ホンダは完全復活なるか? ドライバーマーケットの動向にも注目

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F1 | 2018年シーズンのF1注目ポイント(4):ホンダは完全復活なるか? ドライバーマーケットの動向にも注目

 F1iのテクニカルエキスパート、ニコラ・カルパンチエが2018年のF1シーズンの注目ポイントを全4回に分けて紹介していく連載企画。最終回の今回は、2019年に向けたドライバーマーケットの最新事情。そして、新たにトロロッソと手を組むホンダが完全復活するためのカギを紐解く。

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■大きく動く? ドライバーマーケット

 今季はトップ3チームの6人のドライバーのうち、4人が契約満了となる。メルセデスのルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタス、フェラーリのキミ・ライコネン、そしてレッドブルのダニエル・リカルドである。そのなかでハミルトンは、残留すると見ていい。

 一方で2つ目のシートに関しては、さまざまな観測が渦巻いている。ボッタス自身はもちろん契約延長を望んでいるわけだが、そのためにはかなりの結果を残す必要がある。他にふたりのドライバーが、この座を狙っているからである。

 まずリカルド。今季末までの契約をレッドブルと結ぶ際にも、リカルドはマシン戦闘力を見極めるためにぎりぎりまで決断を引き伸ばしていた。何より彼はハミルトンのチームメイトになる意思を隠そうとしていない。

リカルドはマシンのパフォーマンス次第でレッドブル離脱の可能性も

 もしリカルドがメルセデスに移籍するようなことになれば、レッドブルはルノーからカルロス・サインツJr.を引き戻し、再びマックス・フェルスタッペンと組ませることになるだろう。

サインツは2017年シーズン途中にルノーへ移籍した

 もうひとりのナンバー2候補は、メルセデスドライバーのエステバン・オコンである。トト・ウォルフは昨年セルジオ・ペレスと何度も同士打ちを演じたことを必ずしも評価していないが、今季これまで以上の活躍を見せれば、十分に可能性はある。


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