F1発展のためには、思い切った変化を取り入れていくべきであるとF1株主CVCキャピタル・パートナーズの役員会メンバー、サー・マーティン・ソレル氏は考えている。ひとつのアイデアとして、バーチャルリアリティを役立てることを挙げている。
国際的な広告およびPR会社WPPのCEOでもあるソレル氏は、F1はエンターテインメントイベントであるべきだと主張。F1公式サイトのインタビューにおいて、近い将来、F1に導入するべき変化について聞かれ、バーチャルリアリティを利用すべきだと答えた。
「バーチャルリアリティ(VR)をF1で活用できれば素晴らしい。(VRで)マシンを走らせることができるのだ」とソレル。
「たとえば、リドリー・スコット監督の映画『オデッセイ』でもそういう企画があった」
「私はそれを実際に体験した。火星の地表から宇宙船に乗って飛び立ったり、宇宙空間で歩いたり、宇宙を見つめておびえたり……それをヘッドホンとゴーグルをつけて体験したのだ」
「非常に素晴らしい技術だ。今後数年でさらに大きく進歩するだろう。これを活用して何ができるか考えてみるべきだ」
「VRは大成功を収めるだろう」
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています