スクーデリア・フェラーリは、2018年のF1マシン『SF71H』を22日、正式に発表した。ニューマシンは昨年のデザインを進化させたものであるが、ホイールベースを多少長くしたとフェラーリは明かした。
本拠マラネロで開催された発表会にはフェラーリ会長セルジオ・マルキオンネ、チーム代表マウリツィオ・アリバベーネ、テクニカルディレクターのマッティア・ビノット、レースドライバーのセバスチャン・ベッテルおよびキミ・ライコネン、新たに開発ドライバーに起用されたダニール・クビアト、ジュニアドライバーのアントニオ・ジョビナッツィらが出席、司会をマルク・ジェネが務めた。
『SF71H』と名付けられたニューマシンは、サンタンデールのスポンサー撤退により、ホワイトの部分が大幅に減り、小さく残ったシャークフィンのイタリアカラーとサイドのグレーを除くと全体的にレッドに彩られている。
2018年型はかねてから予想されていたとおり、昨年のメルセデスにならう形でホイールベースが長めになっている。また、空力面の改善とサスペンションのアップグレードに重点が置かれたということだ。