フェラーリで「ヘッド・オブ・レースアクティビディ」を務めるジョック・クレアが、テクニカルディレクターだったジェームス・アリソンの離脱後、チームは「その穴を埋めるために必死で働く」必要があると語った。
今週水曜日、フェラーリはアリソンの退職と、エンジン部門を率いてきたマッティア・ビノットがチーフテクニカルオフィサーに昇進することを正式に発表した。これを受けて、クレアは次のように述べた。
「ジェームス・アリソンのような人物を失ったあと、すぐに彼と同様の手腕をもった人物が見つかるはずはないし、チームにも影響がないはずがない。チームは彼の抜けた穴を埋めるために、必死で働かなければならない。マッティアにも手助けが必要だろうから、みんなで協力してやっていかなければならない」
「実際、マッティアがジェームスの役割をそっくり受け継ぐのは難しいだろうし、彼らには経歴の面でも大きな違いがある。だが、チームは互いに協力し合って、何とかジェームスが貢献してきた領域をカバーしようとしている。私たち全員にとって、これはかなり困難な課題だ。しばらくの間は、彼がいてくれれば、と思うことも多いだろう」
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