第2回F1プレシーズンテストが初日を迎え、10チーム13人のドライバーが走行を行った。この日、トップタイムをマークしたのはフェラーリのセバスチャン・ベッテルだった。
先週のテストは悪天候に見舞われたものの、6日は好天に恵まれ、各チームにとって、走行不足を補うために積極的に走りこむチャンスとなった。午後は多くのチームがロングランに取り掛かったこともあり、ほとんどのドライバーが自己ベストタイムを午前に記録した。
ベッテルはドライバー別としてはこの日最多の171周を走行、ミディアムタイヤでの1分20秒396で、タイムシートのトップに立った。ベッテルは、順調に周回を重ねることができたことに満足感を示している。
2位はメルセデスのバルテリ・ボッタスだった。午前中を担当したボッタスは86周を走行、ソフトタイヤで1分20秒596のタイムを出した。午後にはルイス・ハミルトンが作業を引き継ぎ、91周を走りこみ、ソフトで記録した1分20秒808のタイムで4位となった。メルセデスはふたりで合計177周を走り、チーム別では最多周回数を達成した。
メルセデス勢に割って入る3位にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが入った。午後にフェルスタッペンはバッテリートラブルのためターン1でストップ。しかしセッション終盤になってコースに復帰し、一日のなかで合計130周を走った。自己ベストタイムはミディアムで出した1分20秒649だった。