13周目、6位マグヌッセンがピットインしスーパーソフトに交換すると、翌周にはアロンソがピットインしてミディアムに交換に1ストップ作戦に。そして15周目にはガスリー、ヒュルケンベルグもピットインしてソフトに履き替え2ストップ作戦を選んだ。ハートレーは20周目にピットインし10秒ペナルティを消化して16位まで後退する。
18周目、トップのベッテルがピットインすると、翌周にはライコネンがピットインしてそれぞれソフトタイヤに交換。これを見たボッタスは20周目にピットインしミディアムに換えて1ストップ作戦を選び、ハミルトンはソフトタイヤのまま走行を続け首位に浮上するが26周目にはベッテルが追い付いてDRSを使い易々とパスしていく。ハミルトンは26周目にピットインしミディアムに交換して最後まで走り切る戦略に。一方でフェラーリは2ストップであり、3位ライコネンはコース上で2位ボッタスを抜かなければならないがなかなか追い詰めることができない。
マグヌッセンは27周目に2回目のピットストップに向かい、ソフトタイヤに換えて最終スティントへ。しかしオコンとグロージャンのバトルに押さえ込まれるかたちで本来のペースで走ることができない。
ヒュルケンベルグに10秒差を付けて5位を走り続けていたガスリーは34周目にピットインし、1ストップ作戦のアロンソの5秒後ろで戻るがスーパーソフトを履いて2秒近く速いペースで追い上げていく。
3位ライコネンは35周目にピットインするが左リヤが締まらないまま発進させてしまい、クルーがマシンに接触してしまう。ピットレーンにマシンを駐めたライコネンは、そのまま押し戻して作業すればレース復帰は可能だったがリタイアを選んだ。ハミルトンはペースをコントロールしながら1ストップで走り切ることを目指すが、2位ボッタスは10秒前方で、そこから7秒前方の首位ベッテルも最後まで走り切る戦略に切り替えた。