Q2では決勝のスタートタイヤを勘案してフェラーリとメルセデスAMGの2チームはソフトタイヤでアタックへ向かう。ハミルトンは2周アタックで状況の打開を狙うものの2周目の計測ラップでの浮上は果たせない。首位はライコネン、ベッテルのフェラーリ勢で、これでにリカルド、ボッタス、フェルスタッペンと続いてハミルトンは3強の一番下、6番手に留まる。3強以外ではマグヌッセン、ヒュルケンベルグ、オコンが引き続き好調で、ソフトタイヤの3強との差は0.7秒と小さい。
これを受けてフェラーリ勢はウルトラソフトに履き替えて2回目のアタックに出るが、タイムを記録せずにピットへ戻りソフトタイヤを決勝のスタートに選んだ。メルセデスAMGはソフトタイヤで2回目のアタックへ。ここでハミルトンは一気に1分31秒914までタイムを伸ばしてトップに立った。
さらにレッドブル勢以外の全車がコースインしてタイムを更新していき、3強以外ではルノー勢とロマン・グロージャン、セルジオ・ペレスがQ3進出。ケビン・マグヌッセンが11番手、エステバン・オコンが12番手、ハートレーが15番手。フリー走行から幾度となく練習していた通りバックストレートでストフェル・バンドーンに前を走らせてスリップストリームを使ったアロンソだったがQ3進出には0.262秒届かず13番手、バンドーンはそこからさらに0.273秒遅れで14番手でQ2敗退となった。