Q3は開始直後から各車が新品のウルトラソフトを投入するが、グロージャンだけは新品ソフト、サインツは中古のウルトラソフトで臨む。1回目のアタックではライコネンが全セクターで最速タイムを刻んで1分31秒200でトップに立つ。ベッテルはターン2出口で僅かにリアが流れ0.161秒差で2番手。3番手ボッタスと4番手ハミルトンは0.4秒の後れがあり、その後ろにレッドブルの2台、ヒュルケンベルグ、グロージャンと続いた。
最後のアタックでもボッタスはフェラーリ勢のタイムを上回ることができず3番手、ハミルトンはターン14のブレーキングで挙動を乱しアタックを完了することなくピットに戻って4番手。一方ライコネンはさらにタイムを0.008秒縮めるが、ベッテルがこれを0.087秒逆転してポールポジションを奪い取った。
5番手フェルスタッペン、6番手リカルドとレッドブル勢が続き、3強以外の中団勢ではヒュルケンベルグが7番手、カルロス・サインツが9番手とルノー勢が速さを見せ、ペレスが8番手、グロージャンが10番手という結果になった。