レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2016.08.05 16:20
更新日: 2016.08.05 16:25

トラックリミット規制にチーム側が反発。「ドライバーを自由に走らせて、ファンに喜んでもらうべき」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | トラックリミット規制にチーム側が反発。「ドライバーを自由に走らせて、ファンに喜んでもらうべき」

 メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは、F1におけるトラックリミットの規則を緩和すべきだと主張した。レッドブル・レーシング代表クリスチャン・ホーナーは、規則がよりシンプルになることを希望している。

 
 FIAはドライバーたちがコース外を利用してより速いタイムを記録しようとする動きを厳しく規制してきた。ドイツGP前のストラテジーグループ会合では、トラックリミット違反にペナルティを与える方針を変更することで合意に達したにもかかわらず、金曜日の会見でチャーリー・ホワイティングはペナルティの廃止は「適切ではない」と発言。その後、FIAは全チームに指示書を送り、ドイツGPでのトラックリミットに関して注意を促している。
 
「コースを外れた場合、本来であればウォールにヒットするかグラベルベッドにはまるかなのだが、そこがターマックなのであれば、彼ら(ドライバーたち)に最速のラインを走らせればいい。たいした違いはないではないか」とウォルフは主張した。
 
「多数のランオフエリアが設置され、どんどんエキサイティングなシーンが減ってきている。なぜ観客が我々がしていることへの関心を失っているのか、考えなければならない」
 
「私としては、(シルバーストンの)クラブやコプスではドライバーに自由に最速のラインを取らせてやればいいと考える」
「バリアに近すぎて危険な場所であったり、コースに復帰するときに他者を危険にさらす可能性がある場所では、そのひとつのコーナーに関して詳しく検証すればいい」
 
「しかしそれ以外に関しては、彼らを自由に走らせよう。好きなラインを取らせて、エキサイティングなシーンを演出しようではないか」 
 
「ドライバーがタイヤを白線に2センチ乗せてラップタイムがよくなったかどうか分析したところで、誰も理解できない。6kmのコースで2センチなどなんの影響もない」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース