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F1 ニュース

投稿日: 2018.05.30 12:18
更新日: 2018.05.30 12:19

F1 Topic:モナコを彩ったグリッドメッセージ(1)「さあ、こい!ピエール。君は最高だ!!」

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F1 | F1 Topic:モナコを彩ったグリッドメッセージ(1)「さあ、こい!ピエール。君は最高だ!!」

 今年のモナコGPでは、グリッドガールが復活した。これはモナコGP主催者がタグ・ホイヤーの代表として、男女のペアをスタート前のグリッドに登場した。ただし、彼らはドライバーのカーナンバーを示すプラカードを持ってはいなかった。代わり彼らが持っていたのは、ファンからSNSで募ったドライバーへのメッセージカード。どんなメッセージが贈られていたのか、紹介していこう。
 
▼ランス・ストロール(ウイリアムズ)

2018年F1第6戦モナコGP ランス・ストロールのグリッドメッセージ

“Full throttle Lance!”
「全開で行け、ランス!」

 全開でスタートを切ったものの、9周目にパンク。ピットに戻るのに丸々1周費やし、レースは台無しに。直後に周回遅れになってブルーフラッグが振られると、フルスロットルではなくバックオフの連続。次はホームレースのカナダGP。カナダではもっと良い週末になることを期待しよう。

▼ロマン・グロージャン(ハース)

2018年F1第6戦モナコGP ロマン・グロージャンのグリッドメッセージ

“Good luck Grosjean”
“Keep up the good work.”
「その調子で頑張って! グロージャン」

「good luck」そのものの意味は「幸運を祈る」だが、スポーツで、このフレーズを使う場合は「頑張って!」とか「うまくいくといいね!」のように激励が込められている。しかも、「Keep up the good work」とここまでの走りをポジティブにとらえている。スペインGPのクラッシュでヘコんでいたにとって、何よりの激励になったことだろう。

▼ケビン・マグヌッセン(ハース)

2018年F1第6戦モナコGP ケビン・マグヌッセンのグリッドメッセージ

“Kevin, these streets were made for us !”
「このストリートは僕たちのために作られたんだぜ!」

 このメッセージに込められた思いがいまひとつ不明なのだが、信頼性の観点から一部の空力パーツを使用できずにダウンフォースの足りないマシンでレースを戦い続けたマグヌッセンにとって、今年のモナコGPは「いまは終わって、ホッとしている」という残念なグランプリになってしまった。

▼ピエール・ガスリー(トロロッソ)

2018年F1第6戦モナコGP ピエール・ガスリーのグリッドメッセージ

“Come On Pierre,
you’re the best !!”
「さあ、こい!ピエール。君は最高だ!!」

 オーバーテイクが難しいモナコで、10番手からスタートしてハイパーソフトで37周まで引っ張っる驚異の走りを披露したガスリー。「さあ、こい!ピエール。君は最高だ!!」は、ファンからだけでなく、レース後にレースエンジニアからも無線で伝えられていたことだろう。


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