フォース・インディアのリザーブドライバーを務めるニコラス・ラティフィは、2019年シーズンにF2からF1へ昇格したいと強く希望している。
22歳のラティフィは次戦カナダGPにおいて、初めて公式のF1セッションに参加する。彼はモントリオールで、金曜午前にフォース・インディアのフリー走行1回目を担当する予定なのだ。
ラティフィはこの機会を、来シーズンに彼が目指す方向への第一歩だと捉えている。ルノーの開発ドライバーを務めたこともある彼は、2019年に向けたオファーの可能性がないかを見定めようとしているのだ。
「もちろん僕にとってはとても特別なことになる」とラティフィはLe Journal de Montrealに語った。
「カルロス・サインツJr.とニコ・ヒュルケンベルグは来季もチームに残るだろう。でもフォース・インディアでは、セルジオ・ペレスとエステバン・オコンの将来がどうなるかは分からない」
「2019年にF2をまた1シーズンやりたくないんだ。僕の目標はF1だ」とラティフィ。
ラティフィの父親であるマイケル・ラティフィは成功を収めるカナダ人実業家であり、最近になってマクラーレン・グループの株式を取得している。
前途有望なラティフィは、モータースポーツのキャリアを始めたときから裕福な父親の支援を受けてきた。しかし資金援助だけでは、望む場所に到達することはできないだろう。
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