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F1 ニュース

投稿日: 2018.06.14 12:02
更新日: 2018.06.14 12:03

F1 Topic:ホンダに三行半を突き付けたマクラーレンがインディカーで再びタッグ復活できるのか

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F1 | F1 Topic:ホンダに三行半を突き付けたマクラーレンがインディカーで再びタッグ復活できるのか

 カナダGPの土曜日に行われたマクラーレンの会見で、ザク・ブラウンがあらためて2019年以降のインディカー参戦を検討していることを明らかにした。 
「我々は真剣にインディカーを検討している」

 インディカー参戦する場合、提携するチームとして最有力候補に挙がっているのが、昨年のインディ500でフェルナンド・アロンソが参戦した際に組んだアンドレッティ・オートスポーツだ。だが、そのアンドレッティは現在、ホンダ・エンジンを搭載している。もし、ホンダが来年もアンドレッティへエンジンを供給し、マクラーレンがアンドレッティと提携を組むことになった場合、マクラーレン・ホンダがアメリカのインディで復活することになる。

 そこで筆者がブラウンに「F1でホンダと提携を解消したばかりのマクラーレンが、インディでホンダと組むことは問題ないのか?」と尋ねると、ブラウンはこう回答した。

「われわれはホンダと再びレースができることを願っている。彼らは素晴らしいエンジンを作っているだけでなく、インディで長い経験がある。ホンダと組むことにためらいはいささかもない。すでにわれわれはインディにエンジンを供給している2社と話し合いを始めている」

 ブラウンは昨年の最終戦で「ホンダと再び手を組む日が、もう二度と来ないなどとは言わないでおこう」と語っていたように、マクラーレンの中にあっては、どちらかといえば『親ホンダ』派だった。しかも、マクラーレンのアメリカでのレース・プロジェクトを指揮しているのもブラウンなので、マクラーレン側にとっては、『マクラーレン・ホンダ』復活の障害はほとんどない。


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